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本稿は、日本語における「XはXで~する」という構文が、自同表現(トートロジー)を基本とした構造であることを主張する。この構文では「X」の立場や場合が焦点化され、「(ほかのものはともかく)Xについてどうかいえば」というような意味となる。この構文に関連して、「それはそれで」のような表現も事態や情報を改めて対照するものとして位置づけられる。