研究目的は、東日本大震災被害者に對する、避難所での脫亞健康活動.肩·背中·腰·膝の痛みや、短下肢に関しカイロプラクテイツク施術、筋肉のアンバランスと經絡調整、心のケア に関し、キネシオ·ロジヱ一施術を行つた.避難所2ケ所(約1500人)の受診クライアント80名のうち、8例(男性3名·女性5名·平均年齡68才)を紹介した.施術前と施術後において、肩·背中·腰·膝の痛みの程度を、主觀的數值的(NRS)に評價した.1～6の範圍の改善が認められた.さらに、14筋肉(14經絡)のバランスを筋テストにより評價した.その結果、棘上筋(任脈)·大胸筋鎖骨部(胃經)·大腿筋膜張筋(大腸經)·などにアンバランスを示した.神經血管ポイント·神經リンパポイントによる調整により、筋バランスの改善が認められた.この事実は、カイロプラクテイツクが痛みに、キネシオ·ロジ一が經絡調整に、有効である可能性を示唆して いる.今後は、より質の高い臨床研究を行い、その有効性を明らかにする必要がある.