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七(承前)rn平安末期に前述のごとく『今昔物語集』といぅ說話集が編まれています、巻八·十八·二十一巻を欠きますが全三十一巻,天竺(インド)、震旦(中国)及び本朝の仏法·世俗の当代の日本人が考えていた世界の全てを覆つている一千余の說話を集めたもので、表記法は漢字を大字、片仮名を小字で書く宣命書きといぅ独特の表記法ですが、『日本異記』のよぅな漢文体ではないので、說話としては始めて日本語で表記されたものと言えます.rn