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1963年、台湾の大学に日本語学科が設置された。学科名は「東方語文学系」と称して戦後の日本語教育がスタートした。日本植民地時代に日本語教育は50年も続き、日本語教師が多数いたはずだが、しかし、大学教師になるには学歴が必要なので、そこで問題が生じた。本論文では当時の日本語教育の実態と変化を述べ、主として教授法に焦点を置き、日本語を教える時代から「、語族別日本語教育」を唱えた1978年までの経緯を述べる。